noracoは古くて新しい社会運動です。古い、というのは、これまでにもすでにnoraco的な運動は無数にあったということです。それにいまいちど光をあててみます。
運動の目的
- 「静かなストライキ」運動を通してコモン(社会の共有財)の再生を目指す。
- 具体的には、まっとうな「社会人」と認められないような者たちもゆたかに暮らせるような新しい公共空間を生み出す。
静かなストライキ?
- 「のら仕事」と呼ばれるボランティアに従事しながら生活保護を受給する「のら公務員」としての社会参与をすることで、自身の労働力や労働時間をコモンとして再生する。
のら仕事?
- 生活保護を受給することで得た余暇を営利のためではなく人々のために役立てる。
- 時給は自分で決める。
- 自身の能力や信念に応じてできること、本当にしたいことをする。 たとえば、子供食堂や炊き出しの手伝い。障がい者や高齢者の支援。「外国人」とされている人の支援など。宿題の手伝い。日本語教育など。
活動
- 生活保護申請の支援などを通して、日本社会に蔓延する労働への強迫観念や経済的搾取の構造を問いなおす。
- 生活保護の受給が経済的なリスクや怠惰、人生の失敗とみなされているような状況を変える。そのために、
- のら仕事請負のネットワークを作り、生活保護受給者が社会参与できるような仕組みを作る。
- 生活保護受給者だけではなく生活保護受給を受ける持たない者たちもまた等しくゆたかに生活を営めるできるようなシェアリングエコノミー(のら共済)を構築する。
次の条件に該当する方は、ぜひ私たちにご連絡ください。
- 公的扶助(生活保護)の利用を検討中の方。公的扶助は、日本の国籍や日本での永住権の保有者であれば、基本的にだれでも受けることができます。親族をはじめとする知人に利用を知られることもありません。
- すでになんらかの不労所得(年金、公的扶助、資産運用収益)があって、その分だけ自由に使える時間がある方。いっしょに新しい時間の使い道を考えませんか。